「このズキズキ、早く止めて!」と思って頭痛薬を飲んだのに、「どのくらいで効くの?」とイライラ…。
そのお気持ち、薬剤師もよーくわかります!
薬が効くまでの時間には、ちゃんと目安があります。
でも、もし「いつも効かない」「効きが悪い」と感じているなら、その原因は「時間」ではなく、あなたの「薬の選び方」にあるのかも…!?
前回の記事(薬の種類と成分)のおさらいもしつつ、頭痛薬が効き始める「目安の時間」と、あなたの頭痛にピッタリな「効かせ方」を伝授します!
もう「効かない!」と嘆くのは終わりにしましょう!
関連記事「その頭痛薬、合ってる?種類と成分の違いを薬剤師が解説」もあわせてご覧ください!
とにかく「どのくらいで効く」の?「ソワソワ時間」を薬剤師が回答!

「薬を飲んだ!さあ、あと何分で効く??」
ツラい痛みの中、時計を何度も見てしまう…あの時間、本当に長く感じますよね。
まずは、その「ソワソワ時間」の目安を知って、心を落ち着かせましょう!
薬剤師が回答!平均「30分~60分」は待ってみて
結論から言うと、一般的な頭痛薬(飲み薬)が効き始めるまでの時間は、だいたい「30分~60分」が目安です。
「えっ、そんなに待つの!?」
「CMだと“速攻”って言ってるのに!」
そう思われるかもしれませんね。
もちろん、これはあくまで「平均」です。
薬が効く、というのは魔法ではありません。体の中で、ちゃんと「お仕事」をするためのステップがあるんです。
【薬が効くまでの「体内の冒険」ステップ】
1. 飲む(内服): あなたがゴクンと飲み込みます。
2. 溶ける(崩壊): 薬が胃や腸で溶け始めます。
3. 吸収される(吸収): 溶けた成分が、主に小腸の壁から血管の中へと入っていきます。
4. 運ばれる(分布): 血液に乗って、全身を巡り、痛みの「現場」や、痛みを感じる「脳」にたどり着きます。
5. 効く!(作用): 現場に到着した成分が、痛みの原因物質をブロックしたり、痛みの信号を止めたりする「お仕事」を開始!
この「吸収されて、血液の中の薬の濃度(血中濃度)が、効き目を発揮するレベルに達するまで」に必要な時間が、だいたい30分~60分、というわけです。
【薬剤師の豆知識】
薬が一番効いている状態(血中濃度がピークになる時間)は、成分にもよりますが、飲んでから約1時間~3時間後に来ることが多いです。
つまり、「効き始めたかも?」から、さらにジワジワと「一番効いてる!」状態に向かっていくイメージですね。
ですから、飲んで10分経って「効かない!」と焦るのは、まだ早いんです。
まずは深呼吸して、最低30分は「薬、今がんばってくれてるな」と応援しながら待ってみましょう。
成分によって違う?「速攻タイプ」のカラクリ

「でも、明らかに“速く効く”薬がある気がする!」
その感覚、鋭いです!
実は、主成分の種類や、薬の「剤形(ざいけい)」によって、効き始めるまでのスピードは変わってきます。
秘密①:主成分(鎮痛成分)によるスピードの違い
市販の頭痛薬の主な成分には、大きく分けて「NSAIDs(エヌセイズ)」と「アセトアミノフェン」があります。
ロキソプロフェン(NSAIDs):
商品名例:
「ロキソニンS®」など
特徴:
「プロドラッグ」という設計になっており、胃への負担を減らしつつ、腸で吸収されてから素早く効果を発揮するように作られています。
添付文書(PMDA情報)などを見ても、血中濃度のピークが比較的早い(30分~50分程度)とされています。
スピード重視派に人気です。
イブプロフェン(NSAIDs):
商品名例:
「イブ®」「リングルアイビー®」など
特徴:
効き目とマイルドさのバランスが良い成分です。
ロキソプロフェンと比べると、効き始めがやや穏やかなタイプもありますが、十分な速さが期待できます。
アセトアミノフェン:
商品名例:
「タイレノールA®」「カロナール®(処方薬)」など
特徴:
NSAIDsとは違うメカニズムで脳に作用します。
効き始めは比較的マイルドですが、胃に優しく、空腹時でも飲みやすいのが最大の強みです。
秘密②:「剤形」によるスピードの違い
同じ成分でも、薬の「形」で速さが変わります。
「速さ」を求めるなら、中身がすでに溶けている「液状カプセル」が有利です!
【効き始める速さ(イメージ)】
速い 🚀: 液状カプセル > 顆粒・粉薬 > 速溶錠(クイック錠) > 普通の錠剤 :🐢 普通
なぜなら、普通の錠剤は「1.溶ける」のステップに少し時間がかかりますが、中身が液体のカプセルは、カプセルが割れればすぐに「3.吸収される」のステップに進めるからです。
また、最近では錠剤でも「速く溶ける技術(クイック製法)」を使った製品も出ています。
「とにかく1分1秒でも早く!」という方は、この「剤形」や「クイック処方」に着目して選ぶのも一つの手ですよ。
(復習)「その頭痛薬、合ってる?種類と成分の違いを薬剤師が解説」(→関連記事へ)
あなたが今飲んだ薬、あるいはいつも頼りにしている薬の「主成分」は何ですか?
もし「スピード」を求めているのに、効き始めがマイルドな成分を選んでいたら…?
あるいは、「胃が弱い」のに、スピード重視の成分を空腹時に飲んでいたら…?
その「ミスマッチ」が、「効かない」と感じる原因かもしれません。
もう一度、あなたの「相棒」となる薬の成分をチェックしてみましょう!
成分ごとの詳しい特徴や違いは、ぜひこちらの記事で復習してみてくださいね。
関連記事「それ、どの頭痛?種類と危険サインの見分け方を徹底解説!」もあわせてご覧ください!
衝撃!なんで「効かない」時があるの?原因は「選び方」のミスマッチかも?

「30分どころか、1時間経っても効かない…」
「毎回、この薬は効きが悪い気がする…」
もし「効くまでの時間」を待っても痛みが引かないなら、その原因は「時間」ではなく、薬の「選び方」が、あなたの「頭痛のタイプ」と、盛大にミスマッチを起こしている可能性が非常に高いです!
あなたの「選び方」は大丈夫?効き目を左右する「相性」チェック
頭痛薬と一口に言っても、まるでRPGの「武器」のようです。
相手(頭痛)が「炎タイプ」なのに、「氷の剣」を使っても効果はイマイチですよね。
あなたの「頭痛のタイプ」という敵に、最適な「薬の成分」という武器を選ぶ。
この「相性」こそが、効き目を左右する最大のカギなんです!
チェック①:(おさらい)あなたの頭痛は「緊張型」?「片頭痛」?
まずは、あなたの「敵」を知るところから。
前回の記事でも詳しく解説しましたが、いつもの頭痛(一次性頭痛)には、大きく分けて2つのタイプがありましたね。
| 項目 | 緊張型頭痛(きんちょうがたずつう) | 片頭痛(へんずつう) |
| 痛み方 | 「ハチマキでギューッ」「ヘルメットをかぶったみたい」な圧迫感・締め付け感。 | 「ズキン!ズキン!」と脈打つような強い痛み(拍動性)。 |
| 原因 | ストレスや悪い姿勢による「筋肉のコリ(緊張)」。 | 脳の血管の拡張や、神経の炎症。 |
| 対処 | 筋肉の緊張をほぐす(ストレッチ、入浴)、痛みを和らげる。 | 炎症を抑える、拡張した血管を元に戻す。 |
さあ、あなたの頭痛はどちらのタイプに近いですか?
☆ もし、ギューッと締め付けられる「緊張型頭痛」だと思って、血管を収縮させるカフェイン入りの薬ばかり選んでいたら?
☆ もし、ズキンズキンと脈打つ「片頭痛」なのに、抗炎症作用のない薬を選んでいたら?
「効かない」と感じるのも、無理はありませんよね。
タイプが不明な方は、まずはこちらでチェック!(→関連記事「それ、どの頭痛?種類と危険サインの見分け方を徹底解説!」へ)
「うーん、どっちも当てはまる気がする…」
「自分のタイプがよくわからない!」
そんな方は、まずは敵の正体を突き止めるのが先決です!
チェック②:(おさらい)その頭痛に、その「成分」合ってる?
頭痛のタイプがわかったら、いよいよ「武器(成分)」選びです。
ここでも「相性」が超重要!
薬剤師が教える「最強の組み合わせ」とは
【緊張型頭痛(ギューッ)】かも…な あなたへ
〇 おすすめ成分
→ 「アセトアミノフェン」または「イブプロフェン」
〇 理由
→ 緊張型は「炎症」がメインではないことが多いので、まずは胃に優しく脳に働く「アセトアミノフェン」を試す価値アリ。
筋肉のコリがひどく、少しズキズキも混じるなら、抗炎症作用もある「イブプロフェン」も良いでしょう。
〇【片頭痛(ズキンズキン)】かも…な あなたへ
〇 おすすめ成分
→ 「ロキソプロフェン」または「イブプロフェン」(NSAIDs)
〇 理由
→ 片頭痛は「炎症」がガッツリ関わっています。
そのため、抗炎症作用がしっかりある「NSAIDs」が第一選択になります。
特に「ロキソプロフェン」は鎮痛効果・抗炎症効果が強く、スピードも期待できるため、片頭痛の「発作が来そう!」という初期に飲むのに非常に適しています。
もし、あなたが「片頭痛」っぽいのに、抗炎症作用のない「アセトアミノフェン」だけを飲んで「効かない!」と言っていたら…それは薬が悪いのではなく、完全に「選び方のミスマッチ」です!
「緊張型頭痛」なのに、「片頭痛」向けの強い薬ばかり飲んでいませんか?
「片頭痛」なのに、「緊張型頭痛」と同じように痛みがピークになるまで我慢していませんか?
片頭痛は、ピークになってからでは市販薬は効きにくいんです!
あなたの「頭痛タイプ」と、薬の「成分」の相性。
もう一度、関連記事で「NGな選び方」をしていないか、徹底的にチェックしてみてください!
チェック③:「合剤(カフェイン入りなど)」をなんとなく選んでない?
市販薬の棚には、「プレミアム」「DX」「速攻」など、魅力的な名前がついた「合剤(ごうざい)」がたくさんあります。
合剤とは、鎮痛成分(イブプロフェンなど)に加えて、効き目を助ける「補助成分」が入った薬のことです。
代表的な「補助成分」は以下の2つ。
1. 無水カフェイン
鎮痛成分の働きを助けます。
脳の血管を少し収縮させる作用があり、「片頭痛」の血管拡張を和らげる効果が期待できます。
デメリット
コーヒーやエナジードリンクをよく飲む人は、カフェインの摂りすぎに。カフェイン自体が頭痛のタネ(カフェイン離脱頭痛)になることも。
2. 鎮静成分(アリルイソプロピルアセチル尿素 など)
脳の興奮を鎮め、リラックスさせて痛みの感覚を鈍くします。
デメリット
眠気が強く出ます(運転NG!)。
そして何より、「依存性」のリスクがあり、漫然と飲み続けると「薬剤の使用過多による頭痛(MOH)」の最大の原因になりやすいため、薬剤師としては最も注意してほしい成分です。
なんとなく「よく効きそう」という理由だけで、鎮静成分入りの合剤を連用していませんか?
それが「効かない」と感じる原因、あるいは「薬を飲まないと頭が痛い」という、もっと恐ろしい事態を招いているかもしれません。
合剤は、うまく使えば強い味方になります。
でも、その「デメリット」を知らずに使い続けるのは本当に危険です。
薬剤師としては、まずは「鎮痛成分だけ」のシンプルな薬(単剤)から試すことを強く推奨します。
Q3. もっと「早く効かせる」選び方・飲み方は?これで完璧!「効き目」爆上げテク

「効くまでの時間がわかった!」
「効かない理由(選び方)もわかった!」
「じゃあ、どうすればもっと早く、確実に効かせられるの!?」
お待たせしました!
ここからは、頭痛薬のポテンシャルを120%引き出す、薬剤師直伝の「効き目爆上げテクニック」をご紹介します!
これは「選び方」と同じくらい…いえ、それ以上に重要です!
ルール①:タイミングは「痛み始め」の一択!「我慢しない」が勝ち!
これが、市販の頭痛薬を効かせるための【最重要ルール】です。
「少しくらいなら我慢できる」
「まだ薬を飲むほどじゃないかも…」
その「我慢」、百害あって一利なしです!
特に「片頭痛(ズキンズキン)」の方は絶対に覚えておいてください。
片頭痛は、痛みの「発作」が始まると、痛みの原因物質が次々と放出され、まるで「火事」が燃え広がるように、痛みの暴走列車がスタートしてしまいます。
火事が大きくなってから(痛みのピーク)では、市販薬という名の「バケツの水」では、もう太刀打ちできません!
火事が「ボヤ」のうち、つまり「あ、ヤバい、いつもの痛みが来そう…」「ちょっとズキッときた」という「痛み始め」の瞬間に、すかさず薬を飲む!
これこそが、市販薬で片頭痛を抑え込む最大のコツです。
緊張型頭痛(ギューッ)の方も、痛みを我慢して筋肉がさらにカチコチになってから飲むより、「あ、凝ってきたな」「重くなってきたな」という早めの段階で飲むほうが、もちろん効果的です。
「我慢しない」が勝ち!
これを合言葉にしてください!
ルール②:飲み物は「たっぷりの水かぬるま湯」!
「急いでるから、水なしで飲んじゃえ!」
「とりあえず、そこにあったお茶(コーヒー)で…」
絶対にダメです!!
薬を「効かせる」ためには、薬が「ちゃんと溶けて」「ちゃんと吸収される」ことが大前提。
水なし(唾液だけ)で飲む:
論外です!
薬が食道に張り付いて、そこで溶けて食道炎を起こす危険性さえあります。
うまく胃に届いても、溶けるための水分が足りず、吸収が遅れます。
お茶、コーヒー、ジュースなどで飲む:
お茶やコーヒーに含まれる「カフェイン」や「タンニン」が、薬の成分と反応して、吸収を妨げたり、作用を強めすぎたり(カフェイン入り頭痛薬+コーヒーなど)する可能性があります。
ジュース(特にグレープフルーツ)は、薬の代謝を邪魔して、効きすぎ(副作用)の原因になることがあり、非常に危険です。
正解は、「コップ一杯(約200mL)の、水または白湯(ぬるま湯)」です。
たっぷりの水分で、薬を一気に胃腸まで届け、素早く溶かして吸収させる!
特に「白湯(ぬるま湯)」は、胃腸を冷やさず、薬の吸収を邪魔しないので薬剤師としてはイチオシです。
ルール③:飲んだ後の「過ごし方」で効果が変わるってホント?「リラックス」が一番のクスリ
「薬飲んだ!さあ、仕事(家事)に戻るぞ!」
…その気持ち、痛いほどわかります。
でも、もし可能なら、薬を飲んだ後の「15分~30分」だけでも、過ごし方を変えてみてください。
薬が効くまでの間、体は「吸収」と「運搬」というお仕事を頑張っています。
その時に、あなたがバリバリ活動していると、体は「活動」にもエネルギーを使わなければならず、胃腸への血流も分散してしまいます。
薬を飲んだら、できるだけ「リラックス」する。
これが、薬の「効き目」と「速さ」をブーストする、隠れた裏ワザです。
緊張型頭痛(ギューッ)の方:
・ ソファで深く息を吸って、首や肩の力をフ~ッと抜く。
・ 目を閉じて、温かいタオルで首の後ろを温める。
片頭痛(ズキンズキン)の方:
・ 「暗くて静かな部屋」で横になる。(最重要!)
片頭痛は「光」や「音」の刺激で悪化します。
すべての刺激をシャットアウトしましょう。
痛む場所(こめかみなど)を冷たいタオルで冷やすと、血管が収縮して楽になることがあります。
薬だけに「治せ!」と丸投げするのではなく、あなた自身も「薬が働きやすい環境」を作ってあげる。
この「二人三脚」の意識が、ツラい頭痛から最速で抜け出すためのカギですよ!
Q4. 「選び方」を見直しても効かない時は?(MOHと受診勧奨)

「タイミングも、飲み方も、選び方(相性)もバッチリなはず…」
「それでも、やっぱり効かない!どうしたらいいの!?」
そこまで対策しても効かない場合、それはもう「市販薬でなんとかする」レベルを超えているサインかもしれません。
絶対に我慢したり、放置したりしてはいけません。
効かないから「追加で飲む」のは絶対NG!「MOH」のワナ
「効かないから、もう1錠飲んじゃえ」
「今日は朝も昼も夜も飲んでる…」
(※用法・用量で「1回1錠、〇時間あけて」と決められている場合)
その行動、今すぐストップしてください!
薬が効かない時、一番やってはいけないのが「自己判断での追加服用(おかわり)」です。
これを繰り返した先に待っているのが、薬剤師が最も恐れるワナ…
「MOH(Medication Overuse Headache:薬剤の使用過多による頭痛)」
です。
これは、「頭痛を治すために飲んでいる薬“そのもの”が、新たな頭痛の原因になってしまう」という、悪夢のような状態。
薬を頻繁に飲みすぎると、脳が痛みに異常に敏感になってしまい、「薬が切れると、前よりひどい頭痛が起こる」
→「だから、また薬を飲む」…という、最悪の負のループに陥ってしまうのです。
(復習)「月10日」のルールと「危険な頭痛」のおさらい

MOHを疑う、超危険なサイン。
それは、「頭痛薬を飲む日が、月に10日以上ある」(!)ことです。
もし、あなたがこの「月10日」ラインを超えていたら、それはもう「市販薬でのセルフケア」の限界です。
「効かない」と感じているのは、もはやMOHの症状かもしれません。
そして、もう一つ。
その「効かない頭痛」、本当に「いつもの頭痛」ですか?
・「バットで殴られたような」突然の激痛
・「高熱」や「首が曲がらない」症状を伴う
・「手足の麻痺」や「ろれつが回らない」
これらは、命に関わる「危険な頭痛(二次性頭痛)」のサインです。
市販薬が効く・効かないのレベルではありません。
今すぐ救急車を呼んでください!
・・・「危険なサイン」はない。
・・・「月10日」も超えていない。
・・・でも、やっぱり「市販薬じゃ、この片頭痛は抑えきれない!」
そんなあなたは、「我慢」という一番もったいない選択をしています。
医療機関(脳神経内科、頭痛外来)には、市販薬とは「レベル」も「効く仕組み」も全く違う、強力な「処方薬」という選択肢が待っています。
トリプタン系薬剤(片頭痛専用薬):
市販の鎮痛薬(NSAIDs)が「火事の火を消す」薬だとしたら、トリプタンは「火事の火元(拡張した血管や神経の興奮)を直接叩く」特殊部隊です。
市販薬ではどうにもならなかった「片頭痛の発作」に、劇的な効果が期待できます。
吐き気や光・音過敏にも効きます。
予防薬(頭痛が起きないようにする薬):
「そもそも、こんなに頻繁に頭痛が起きるのがツラい」という方には、頭痛が起きにくい体質に変えていく「予防薬」という選択肢もあります。
もしあなたが「頭痛のせいで、仕事や生活に支障が出ている」のなら、もう市販薬で我慢するのはやめましょう。
ぜひ一度、頭痛の専門医に相談してください。
「こんなに楽になるなら、もっと早く来ればよかった!」
そう思う方が、本当に、本当に多いんですよ。
まとめ 「選び方」と「飲み方」をマスターして、頭痛薬と親友になろう

頭痛薬、どのくらいで効く?
その答えは、「平均30分~60分」でした。
でも、それ以上に大切なのは、「なぜ効かないのか?」その理由を知ること。
この記事でお伝えしたかった、大切な「効かないワケ」はこれです!
1. 効くまでの「時間」(30分)を待ててない
2. あなたの「頭痛タイプ」と薬の「成分」がミスマッチ!(=選び方の失敗)
3. 飲む「タイミング」(痛み始め!)を逃している(=飲み方の失敗)
4. そもそも「飲みすぎ(MOH)」か「市販薬の限界」を超えている
薬が効く時間をただ待つだけでなく、「選び方」と「飲み方」という2つの最強テクニックをマスターする。
そして、自分の限界を知り、時には「専門医」という最強の味方を頼る。
それができれば、頭痛薬はあなたを苦しめるものではなく、ツラい時に確実に助けてくれる「最高の親友」になってくれるはずです。
私たち調剤薬局の薬剤師も、あなたの「薬選び」や「受診すべきか」の相談を、いつでも待っています!