みかんの白い筋の名前は?「アルベド」を捨てないで!驚きの健康パワーを解説

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みかんの白い筋の名前は?「アルベド」を捨てないで!驚きの健康パワーを解説

冬の主役といえば、やっぱりこたつにみかん!

でも、皮をむいた時にどうしてもついてくる「あの白い筋」、ついつい綺麗に取っていませんか?

実はそれ、めちゃくちゃもったいないことをしているかもしれません!

「みかんの白い筋の名前って何だろう?」と気になったあなた、大正解です。

あの筋には「アルベド」というちょっとカッコいい名前があって、私たちの健康を支える秘密がぎゅぎゅっと凝縮されているんですよ。

今回は、街の薬剤師である私が、アルベドを食べるべき驚きの理由をワクワクする内容でたっぷりお届けします!

これを読めば、もう二度と筋を捨てられなくなるはずです!


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ついに判明!みかんの白い筋の名前は「アルベド」

皆さんは、みかんを剥いたときに現れるあの網目のような白い筋をなんて呼んでいますか?

実は植物学的にしっかりとした名前があるんです。

その名も、「アルベド(Albedo)」

なんだか、ちょっとファンタジー映画の魔法や、宇宙の星の名前みたいでワクワクしませんか?

私たちが普段何気なく目にしているあの筋には、実は立派なアイデンティティがあるのです。

なぜそんな名前なの?ラテン語に隠された白さの由来

「アルベド」という言葉の語源は、ラテン語の「albus(アルブス)」からきています。

これは「白さ」を意味する言葉です。

実は、みかんの皮は2つの層に分かれています。

・ フラベド(Flavedo):外側のオレンジ色の部分。 ラテン語の「黄色」が語源。
・ アルベド(Albedo):内側の白い部分。 ← 今回の主役!

この真っ白な見た目から「アルベド」と名付けられました。

天文学の世界でも、天体が光を反射する割合を「アルベド(反射能)」と呼びますが、同じ語源を持つ言葉なんですよ。

実は超重要!アルベドはみかんに栄養を運ぶ「生命線」

アルベドはただの余り物ではありません。

農林水産省の情報でも、アルベドは「実(砂じょう)の一つひとつに栄養分や水分を届けるための「維管束(いかんそく)」である」と説明されています。

人間でいう「血管」のような役割を果たしており、根っこから吸い上げられた大地の恵みや、葉っぱで作られたエネルギーは、すべてこのアルベドを通ってみかんの粒へと運ばれます

つまり、アルベドは栄養が一番激しく行き交う「高速道路」のような場所

だからこそ、実の部分よりも栄養が濃縮されているのは、生物学的に見て当然のことなんです!

捨てたら後悔する!?アルベドに秘められたすごい健康効果

薬剤師として日々皆さんの健康相談に乗っている私からすると、アルベドを捨ててしまうのは「天然のサプリメントをゴミ箱に投げ入れている」のと同じくらい、もったいないことなんです。

アルベドには、果肉だけを食べていては摂取できない貴重な成分がたっぷり含まれています。

血管を強くする「ヘスペリジン(ビタミンP)」の底力がすごい!

アルベドに含まれる成分の中で、最も注目すべきなのが「ヘスペリジン」です。

別名「ビタミンP」とも呼ばれるポリフェノールの一種です。

驚くべきは、その含有量です。

研究データによると、果汁と比較した場合、アルベドには数十倍から数百倍(平均的に100〜300倍程度)ものヘスペリジンが含まれていることが分かっています。

【表】ヘスペリジン(ビタミンP)の主な健康メリット

期待できる効果メカニズムこんな方にオススメ!
血管の強化毛細血管の壁を丈夫にし、透過性を整える。青あざができやすい、血管年齢が気になる方
血流改善(冷え性対策)血管を広げ、末梢まで血液を届けやすくする。手足が冷えて辛い、冬の寒さが苦手な方
コレステロール改善悪玉(LDL)コレステロールの酸化を抑える。健康診断の結果が気になる、脂っこいものが好きな方
ビタミンCのサポートビタミンCの吸収を高め、壊れにくくする。お肌の調子を整えたい、免疫力を維持したい方
抗アレルギー作用ヒスタミンの放出を抑える働きが研究されている。花粉症やアレルギーでお悩みの方

特に冬場は寒さで血管が縮まりやすいため、血流をサポートしてくれるヘスペリジンは、まさに「冬の守り神」のような存在ですね。

お腹スッキリ!食物繊維で腸内環境もピカピカに

もう一つ、アルベドに豊富に含まれているのが「ペクチン」などの食物繊維です。

ペクチンは水溶性の食物繊維で、腸の中で善玉菌のえさになり、腸内環境を整えてくれる素晴らしい働きがあります。

また、糖質の吸収を穏やかにしてくれるので、食後の血糖値が気になる方にも嬉しい味方です。

みかんの実だけを食べると糖分がダイレクトに吸収されがちですが、アルベドと一緒に食べることで「天然のブレーキ」がかかり、体に優しいエネルギー補給ができるようになります。

便秘に悩んでいる方にとっても、アルベドの食物繊維は優しく腸を刺激してくれる最高のパートナーなんです。

薬剤師が伝授!アルベドを美味しく、賢く摂るためのコツ

「栄養があるのはわかった。でも、あのモソモソした食感がどうしても苦手なんだよね……」というお声、よくわかります!

無理をして食べてストレスになっては本末転倒ですよね。

そこで、薬剤師の私がおすすめする、食感を気にせず「アルベド」のパワーを丸ごと取り入れるアイデアをご紹介します。

食感が苦手な人でも大丈夫!おすすめの食べ方アイデア

1.スムージーやジュースにする
ミキサーにみかんを丸ごと(外のオレンジ色の皮は剥き、白い筋はついたまま)入れましょう。
粉砕してしまえば食感はゼロ!濃厚な栄養ドリンクになります。

2.自家製ジャム(マーマレード)に活用
みかんを煮詰めてジャムにする際、白い筋も細かく刻んで入れてみてください。
ペクチンの力で自然なとろみがつき、プロのような仕上がりになります。

3.「焼きみかん」にする
みかんを皮ごと焼くと、アルベドの成分が実の方に移行しやすくなり、筋自体も驚くほど柔らかく、甘くなります。

4.「白和え」などの料理に混ぜる
意外かもしれませんが、細かく刻んだアルベドを白和えやサラダに混ぜると、柑橘の爽やかな香りがアクセントになり、美味しく摂取できます。

【表】みかんの部位別・成分比較イメージ

部位主な成分特徴
果肉(実)ビタミンC、糖分、クエン酸美味しさと即効性のエネルギー
白い筋(アルベド)ヘスペリジン、ペクチン血管ケアと腸活の要(果汁の100倍超の成分も!)
外皮(フラベド)精油(リモネン)、β-クリプトキサンチン香りによるリラックス効果、乾燥させれば「陳皮」に

まとめ みかんはアルベドごと食べて、冬を元気に過ごそう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

今回は、みかんの白い筋の名前は?という皆さんの素朴な疑問から、その正体である「アルベド」の驚くべき健康パワーについてお話ししました。

「アルベド」は単なる筋ではなく、みかんが一生懸命蓄えた栄養を私たちに届けてくれる「生命のパイプ」そのものです。

・ 血管を強くし、冷え性をサポートするヘスペリジン(果汁の100〜300倍!)
・ 腸内環境をピカピカにしてくれるペクチン

これらの宝物が、あの白い筋には詰まっています。

次にみかんを手に取ったときは、「あ、これはアルベドっていう健康の塊なんだ!」と思い出して、ぜひそのままパクっと食べてみてくださいね。

あなたのその一口が、冬の寒さに負けない、しなやかで強い体を作ってくれるはずです。

街の薬局からも、皆さんの健やかな毎日を応援しています!

参照・引用元