なぜ?冬に血圧が上がる理由と、今すぐできるポカポカ対策

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なぜ?冬に血圧が上がる理由と、今すぐできるポカポカ対策

「最近、なんだかドキドキする…」「冬になると調子が悪いかも」なんて感じていませんか?

実はそれ、寒さによる血圧の変化が原因かもしれません!😱

「私はまだ若いから大丈夫!」なんて油断は禁物。

20代の方からシニア世代まで、冬は誰にとっても血管の負担が増える要注意シーズンなんです。

でも安心してください!

このブログでは、なぜ冬に血圧が上がっちゃうのかという理由と、今日からすぐにできる「ポカポカ対策」を私たち調剤薬局が楽しく分かりやすく解説します💊

これを読めば、寒い冬も元気いっぱいに乗り越えられること間違いなし!

さあ、一緒に健康の秘訣を見ていきましょう✨

ヒェッ!寒いと血管がキュッとなる?冬に血圧が上がる「まさか」の理由

「寒くて肩が縮こまる〜!」

冬の朝、こんなふうに思うことありませんか?

実はこの時、あなたの体の中では血管も同じように「キュッ!」と縮こまっているんです。

私たち調剤薬局の窓口でも、冬になると「血圧のお薬手帳」の数値が高くなって心配そうに来局される患者様が急増します。

まずは、なぜこんなことが起きるのか、そのメカニズムを紐解いてみましょう!

寒暖差が敵!体が体温を守ろうと必死になっている証拠なんです

想像してみてください。

寒い冬の日、ホースで水を撒こうとしてホースの出口を指でギュッと潰すと、水が勢いよくピューッ!と飛び出しますよね?

実は冬の血管でも、これと同じ現象が起きているんです。

1.寒さを感じる: 皮膚が冷たい空気に触れると、体は「大変だ!体温を逃しちゃいけない!」と判断します。
 
2.交感神経がスイッチON: 自律神経のうち、興奮モードである「交感神経」が活発になります。
 
3.血管が収縮: 体の熱を外に逃がさないように、末梢の血管をギュッと縮めます。
 
4.血圧上昇: 通り道が狭くなった血管の中を、血液が無理やり通ろうとするため、圧力(血圧)が上がってしまうのです。

気温が1℃下がると、血圧は約1.3mmHg上がるという研究データもあります(※1)。

つまり、暖房の効いた部屋(20℃)から寒い廊下(10℃)に出ただけで、血圧が13mmHgも上がってしまう可能性があるということ。

これは心臓にとって、いきなりダッシュをするくらいの負担なんです!

AIも注目?「ヒートショック」って実は家の中で起きている!

最近、ニュースやAI検索でもよく話題になる「ヒートショック」

「私は大丈夫」と思っていませんか?

実はこれ、交通事故で亡くなる方よりも、ヒートショックで亡くなる方のほうが多い年があるくらい、身近で恐ろしい現象なんです😱


ヒートショックについては、関連記事「お風呂が危険?ヒートショックの原因と対策を解説」も合わせてご覧ください!


特に危険なのが「家の中の温度差」です。

日本の家屋は、リビングはポカポカでも、一歩出ると極寒…という構造がとても多いんです。

【危険度MAX!冬の家庭内温度差マップ】

場所温度イメージ体・血管の反応危険度
リビング・居間20~22℃ (天国✨)血管がリラックスして広がっている。血圧は安定。
脱衣所・廊下10℃以下 (極寒🥶)服を脱いだ瞬間、寒さで血管が急収縮!
血圧急上昇!
★★★★★
お風呂(湯船)40~42℃ (熱々♨️)お湯に浸かると血管が広がる。
血圧が急降下!
★★★★

この「急上昇(脱衣所)」からの「急降下(湯船)」という、まるでジェットコースターのような血圧変動が失神や心筋梗塞、脳卒中を引き起こす原因になります。

「お風呂に入ると気持ちいい〜」と感じて意識が遠のくのは、実はリラックスではなく失神の前兆(立ちくらみのような状態)かもしれないのです。

怖すぎますよね…。

【薬局からのワンポイント】
入浴中の事故は、冬場(12月〜2月)に集中しています。
特にご高齢のご家族がいる場合は、「一番風呂は避ける」「脱衣所を温める」などの配慮が命を守る行動になりますよ!

放置すると危険かも…?こんな症状があったら体からのSOS!

「血圧が高い」と言われても、痛みがあるわけじゃないし…と放置してしまう方がいらっしゃいます。

これが高血圧が「サイレントキラー(沈黙の殺し屋)」と呼ばれる理由です👻

でも、体は小さなSOSを出していることがあるんです!

頭痛やめまい、肩こり…「冬の不調」は血圧サインの可能性大

「冬はどうも肩がこるなぁ」

「朝起きると、頭の後ろが重い感じがする…」

こんな症状、ただの「寒さのせい」や「疲れ」で片付けていませんか?

実はこれ、血圧が上がって血管に圧力がかかっているサインかもしれません!

朝の頭痛: 特に後頭部がズキズキ・ドーンと重い場合、起床時の血圧が急上昇する「早朝高血圧」の可能性があります。
 
しつこい肩こり: 血管が収縮して血流が悪くなっている証拠。筋肉が酸欠状態になり、硬くなっています。

めまい・ふらつき: 血圧の乱高下によって、脳への血流が不安定になっているとかも。

もしこれらの症状が頻繁に起こるなら、一度ご自宅で血圧を測ってみてください。

「えっ、こんなに高いの!?」と驚くかもしれません。

20代・30代も他人事じゃない!隠れ高血圧に要注意

「血圧なんておじいちゃんおばあちゃんの話でしょ?」

そう思っている20代・30代のあなた!その考え、ちょっと待ったー!!✋

実は最近、若い世代でも「隠れ高血圧」が増えているんです。

特に働き盛りの世代は、以下のような「冬のリスク」に囲まれています。

  • 忘年会・新年会の暴飲暴食: 塩分過多&アルコールは血圧の大敵🍺
  • ストレス: 年末年始の忙しさで交感神経が張り詰めっぱなし⚡️
  • 睡眠不足: 寒くて眠りが浅くなると、自律神経が乱れがちに。
  • 運動不足: 「寒いからジム行くのやめよう…」で体重増加🐷

若い血管は弾力があるので多少の無理はききますが、ダメージは確実に蓄積されます。

「健康診断の時だけ血圧が高い(白衣高血圧)」「職場では高い(職場高血圧)」という方は、将来本当の高血圧になるリスクが高い予備軍です。

今のうちからケアしておけば、10年後、20年後のあなたの体が「ありがとう!」と言ってくれるはずですよ✨

今日からできる!血圧を安定させる「魔法のポカポカ習慣」3選

さあ、ここからは解決編です!

「薬を飲む」その前に、生活の中でできる工夫がたくさんあります。

私たち薬剤師も実践している、効果抜群の「ポカポカ習慣」を3つご紹介します。

どれも今日からできる簡単なことばかりですよ!

【食事編】塩分控えめでも美味しい!お出汁と酸味の裏ワザ

冬の食事といえば、鍋料理やラーメン、おせち料理…。

どれも美味しいですが、塩分がたっぷり含まれているのが悩みどころ🍚

塩分(ナトリウム)を摂りすぎると、血液中の水分量が増えて血圧が上がってしまいます

でも、「味の薄い食事なんて楽しくない!」ですよね。

そこで、「減塩=マズい」を覆す魔法のテクニックを伝授します!

魔法のテクニック①:酸味と香辛料を味方につける

塩味を減らすと物足りなさを感じますが、そこを「酸味(お酢、レモン、ゆず)」や「香辛料(唐辛子、カレー粉、生姜)」で補うと、脳が満足するんです!

  • お鍋のポン酢
    醤油を足さずに、カボスやゆずを絞るだけにする🍊
  • お味噌汁
    味噌を少し減らして、その分「酒粕」や「生姜」を入れると体もポカポカ&コクUP!

魔法のテクニック②:天然の「お出汁」で旨味爆発

カツオや昆布の天然出汁に含まれる「旨味成分」は、塩分が少なくても満足感を与えてくれます。

顆粒だしも便利ですが、塩分が含まれていることが多いので、成分表示をチェックしてみてくださいね。

魔法のテクニック③:カリウムで塩分を追い出す!

体内の余分な塩分(ナトリウム)を尿と一緒に排出してくれるヒーロー、それが「カリウム」です!

冬の食材にはカリウムが豊富なものがたくさんあります。

【冬に食べたい!血圧ケア食材リスト】

食材おすすめの食べ方嬉しいポイント
春菊お鍋、胡麻和え香り成分が自律神経を整える効果も!
ほうれん草お浸し、常夜鍋鉄分も豊富。ただし茹でてシュウ酸を抜いてね。
里芋煮っころがしカリウム豊富&食物繊維でお腹もスッキリ。
みかんコタツでそのまま血管を強くするビタミンPも入ってます🍊

※腎臓の病気がある方は、カリウムの摂取制限が必要な場合があります。

必ず主治医の先生に相談してくださいね。

【お風呂編】熱々一番風呂はNG!脱衣所も暖かくしてリラックス

先ほどお話しした「ヒートショック」を防ぐための、具体的な入浴手順をご紹介します。

これをするだけで、命のリスクが激減します!

  1. 入浴前の水分補給
    コップ1杯の水か白湯を飲みましょう。
    入浴中は汗をかいて血液がドロドロになりやすいので、サラサラにしておきます💧
  2. 脱衣所・浴室の暖房
    • セラミックファンヒーターなどで脱衣所を温める。
    • 浴室暖房がない場合は、「シャワー給湯」がおすすめ!
      高い位置からシャワーでお湯を浴槽に入れると、蒸気で浴室全体がサウナのように温まります♨️
  3. お湯の温度は40℃以下
    「ぬるいかな?」と感じるくらいがベスト!
    42℃以上の熱いお湯は交感神経を刺激して血圧を上げてしまいますし、血栓(血の塊)ができやすくなります。
  4. かけ湯は念入りに
    心臓から遠い手足から順にお湯をかけ、温度に体を慣らしてから入りましょう。

🛀 薬剤師のつぶやき】
「長湯」も意外と危険です。
10〜15分程度で上がるのが目安。
のぼせてしまうと、お風呂から出た時に立ちくらみを起こしやすくなります。

【運動編】寒い朝は無理しない!お部屋でできるストレッチ

「健康のために毎朝ジョギング!」

素晴らしい心がけですが、真冬の早朝、特に起床直後の運動は心臓への負担が大きすぎます⚠️

冬の運動は無理せず」「暖かく」「午後中心がキーワードです。

おすすめ①:室内で「ながら運動」

外に出る必要はありません。テレビを見ながら、家事をしながらでOK!

  • ふくらはぎポンプ
    椅子に座ったまま、かかとを上げ下げするだけ。
    ふくらはぎは「第2の心臓」。
    ここを動かすと全身の血流が良くなります。
  • タオルストレッチ
    タオルの両端を持って、バンザイをするように腕を上げたり下げたり。
    縮こまった肩甲骨周りがほぐれ、血圧安定につながります。

おすすめ②:外出するなら「日中の暖かい時間」に

もしウォーキングをするなら、気温が上がってくるお昼前後や夕方がおすすめです。

その際も、マフラーや手袋、帽子でしっかり防寒を!

特に「首」とつく場所(首、手首、足首)を温めると、太い血管が温められて全身の保温効果が高まります🧣

まとめ 冬の血圧管理は「温め」が鍵!笑顔で春を迎えよう

冬は美味しいものも多く、イベントも楽しい季節。でも、私たちの血管にとってはちょっと過酷な試練の季節でもあります。

今回の内容をもう一度おさらいしましょう!

・ 冬の血圧上昇は、寒さから身を守るための体の反応。でも上がりすぎは危険!
 
・ 家の中の温度差(ヒートショック)に要注意。脱衣所と浴室は事前に温めて。
 
・ 不調のサイン(頭痛、肩こり)を見逃さない。若い世代も油断しないで!
 
・ 食事は酸味や出汁を活用して減塩&カリウム摂取。
 
・ 運動は寒い朝を避け、室内でのストレッチから始めよう。

大切なのは、「体を冷やさないこと」「急激な温度変化を避けること」

これらを意識するだけで、冬の血圧リスクはぐっと下がります。

「ちょっと気になるな…」「最近、血圧が高めかも」

そう感じたら、いつでも私たち調剤薬局にご相談ください!

お薬のことはもちろん、食事や生活習慣のアドバイスもさせていただきます💊

皆さんが温かく、元気いっぱいにこの冬を乗り越えられるよう、私たちが全力でサポートします!

さあ、まずは今日のお風呂、脱衣所を温めることから始めてみませんか?

あなたの健康な毎日を心から応援しています✨

【参考文献・参照元】